キッチンリフォームナビ
弊社でご依頼の多い
LDKリフォームにおいて
中心となるキッチンについて
リフォームのポイントや
各メーカーの特徴、おすすめ商品を
ご紹介させていただきます。
キッチンは昔は独立したスペースが主流でしたが
現在はリビング・ダイニングと
一体化した、住まいの中心的な
空間となりました。
最近では
キッチンの取替だけではなく
キッチンを中心として
リビング・ダイニングと
一体化させたLDK空間の
リフォームも多くなってきました。
リフォームを検討する上で
現在のライフスタイルに合わせた
キッチンスタイルやレイアウトを
決めることが大切です。
キッチンスタイル・レイアウトについて
キッチンスタイル
スタイルは主に
この4つのスタイルとなります。
それぞれのスタイルには
長所・短所がありますので
キッチンでの過ごし方や
これからのライフスタイルなどを
考えながら理想のカタチを
検討してみてください。
キッチンレイアウト
主なレイアウトのご紹介です。
I型キッチン
シンクとコンロが一列に並ぶ
スタンダードなレイアウトです。
間口は
165㎝~300㎝が標準です。
作業動線が横方向に
大きくなりますが
壁付レイアウトの場合
狭い面積でも設置できます。
L型キッチン
シンクとコンロを
L型に配置したレイアウトで
比較的短い動線で作業ができます。
間口は
シンク側180㎝~270㎝
コンロ側165㎝・180㎝が標準です。
ただしレイアウトには
スペースの確保が必要になります。
Ⅱ型キッチン
シンクとコンロを分けたり
シンク・コンロと作業スペースに分けたりで
レイアウトすることができます。
一人での作業だけなら
方向転換が必要になりますが
2列間の距離を80㎝程度にすると
効率のいい作業ができます。
また複数での同時作業も
可能ですので、作業の分担が図れます。
ただし2列間の距離は
90㎝~120㎝程度の範囲の
スペース確保が必要となります。
U型キッチン
シンク・コンロ・作業スペースを
コの字に配置するレイアウトです。
基本的なプランはなく、オーダー対応となりますので
シンク・コンロ・作業スペースの配置をある程度
好きな位置に設置できます。
1人でじっくり作業をする方には
おすすめのレイアウトです。
キッチンのスタイルに合わせて
どのレイアウトを選択するかを検討してください。
ところで
キッチンリフォームのきっかけは
これを見ると機能の不便さや
設備機器の老朽化が
リフォームのきっかけになるという事がわかります。
またリフォーム前の
キッチンのお悩みとしては
掃除・調理・収納・デザインといったところに
不満を抱いていることがわかります。
私たちはキッチンリフォームでは
清掃性・調理性能・収納力・デザイン力に加え
動線・作業スペースの確保が重要であると考えます。
ここからは動線・作業スペースや
商品選定などキッチンの
プランニングのポイントについて
考えてみたいと思います。
キッチンプランニングのポイント
動線計画
キッチンの立ち位置の中心となる
シンク・コンロ・冷蔵庫
この3点の距離を適切にすることで、
作業中のムダな移動を減らすことに繋がります。
引き出しを開けた時のスペースや
キッチンに立つ人の人数も考慮した動線計画も重要です。
調理スペースの広さも重要です。
しっかりと作業スペースを確保しましょう。
シンク・コンロの左右変更や調理スペースの配置も検討しましょう。
キッチン高さ設定
キッチンの高さは
高すぎると包丁使う作業などが
しにくくなります。
低すぎると
腰に負担がかかってしまいます。
各メーカーともに
80㎝・85㎝・90㎝の
3サイズが基本仕様となってます。
メーカーやシリーズによっては
80㎝~90㎝の間で1㎜単位で
調整できる商品もございます。
ショールームなどで
ご自分に合う高さを
確認してみてください。
ウォールキャビネットの高さは
主にこの4サイズとなります。
最近では、対面やセンターキッチンスタイルが多くなってきた事で
設置しないケースも増えてきましたが収納スペース確保には
有効なアイテムです。
取付位置については
高すぎると
物の出し入れが大変ですし
低すぎると
カウンターでの作業の際に
邪魔になることもあります。
取付の高さや取付商品のサイズは
住まいの状況にもよっては
取付できないという
ケースもありますので
しっかり検討する必要があります。
収納・作業スペースの確保
収納については
使うエリアごとにグループ分けして
よく使うモノは
出し入れしやすいところに
収納するなどの工夫で
動線や動作も少なくできて
作業の効率化に繋がります。
リフォームの際には
キッチンだけではなく
カップボードや家電収納などの
計画検討もおすすめします。
収納量の確保だけでなく
作業スペースとしても
使用することができます。
キッチンメーカーの商品であれば
キッチンと扉カラーを
合わせることができます。
次はキッチンのプランについて
①ワークトップ・シンク
②扉デザイン・カラー
③フロアキャビネット
④水まわり機器
⑤火まわり機器
⑥ウォールキャビネット
上記各項目について
ご自身のスタイルに合う
商品を選択して
プランを決めていきます。
①ワークトップ・シンク
カウンターとシンクは
①カウンター・シンクともに
人工大理石仕様
②カウンター・人工大理石
シンク・ステンレス仕様
③カウンター・シンクともに
ステンレス仕様
上記3パターンございます。
以前はそれぞれに
欠点がありましたが
現在ではさまざまな工夫で
改良されております。
カラーについては人工大理石の場合
カウンター・シンクともに
数色の品揃えでカラーが
選べるようになっております。
カウンターのサイズについては
先程のところでご紹介しましたが
シンクにもサイズがあります。
キッチンの間口にもよりますが
各メーカーとも
65㎝~90㎝のサイズで
選択できるようになっております。
カウンター・シンクは
素材や清掃性能に
各メーカーそれぞれの
こだわりや特色がありますので
そこに注目して
商品を選んでください。
②扉デザイン・カラー
扉デザイン・カラーは
各メーカーともに
30~50色前後の扉柄と
5~8パターンの取手から
組み合わせを
選択できるようになってます。
部屋のテイストや
インテリア・家具に合わせて
自由にコーディネートできます。
③フロアキャビネット
フロアキャビネットの種類は
上記2種類となります。
開き扉の場合は
物の出し入れの際に
腰やひざに負担がかかるということ
引き出し収納の場合は
開き扉ではデッドスペースだった
蹴込部分も収納になっているので
収納力がUPすることなどから
現在ではほぼ引き出し収納タイプが
選択されております。
またキャビネットの素材は
木製だけではなく
メーカーによっては
ステンレスや
ホーローもありますので
お好みでお選びいただけます。
④水まわり機器
水栓は標準仕様は
シングルレバー水栓となります。
ホースが引き出せて
シンクまわりの清掃などに便利な
ハンドシャワー水栓
センサーが手の動きを感知して
調理などの作業時に
自動で吐水・止水する
オートセンサー水栓もあります。
浄水機能付きの商品もありますので
生活スタイルに合わせて
お選びください。
キッチンリフォームの際
水まわり機器で外せないアイテム
食器洗い乾燥機です。
手洗いと比較して
①汚れが落ちる ②水道代の節約 ③家事負担の軽減 などの
メリットがありますので
ぜひ導入をご検討ください。
⑤火まわり機器
火まわり商品は
ガス・電気の2種類から
選択できます。
コンロ以外にも
オーブンレンジなどの
品揃えもあります。
IHは火が出ないこと
ガスは鍋の材質を選ばないことなど
それぞれに特徴があります。
お手入れについても
IH・ガスともに
現在の商品は向上しております。
選択のポイントのひとつとして
お使いの給湯器との関連性も
重要になります。
熱源機器を合わせることで
光熱費の削減効果なども
期待できますので
そこも含めてご検討ください。
レンジフードは一般的な商品は
グリスフィルターがついたものになりますが
現在では各メーカーとも
フィルターレスのフードや
フィルターやファンを自動洗浄してくれるフードもあります。
キッチンの中で
もっともお手入れについての
お悩みが多いレンジフードですが
現在では各メーカーとも
その問題点を解消する商品を
ラインナップしております。
⑥ウォールキャビネット
ウォールキャビネットは
扉を開けると
可動できる棚板がついているものが一般的ですが
昇降式の収納や
調理中の仮置きスペースとして
使用できるものまで
バリエーションも豊富にあります。
対面式やセンタータイプの
キッチンが増えてきて
設置しないケースも
増えてきましたが
収納という観点では
外せないアイテムだと言えます。
以上、①~⑥の項目について
ご自分の好きなスタイルに
カスタマイズして
キッチンをプランしてください。
キッチンメーカーご紹介
ここからは
キッチンメーカー各社の特徴や
弊社おすすめ商品について
ご紹介させていただきます。
LIXIL
INAX・トステム・サンウェーブなど
5社が統合して出来た会社で
各社の特徴が融合された
ユニークな機能や豊富なバリエーションが魅力のメーカーです。
キッチンシリーズは
リシェルSI(ハイグレード)
ノクト(スタンダード)
シエラ(シンプル)
ティオ(コンパクトタイプ)
ウェルライフ(車いす対応)
計5シリーズあります。
イチ押しアイテムの
セラミックワークトップ
人気の独自収納アイテム
らくパッと収納
シンクまわりのアイテムも
バリエーションが多彩です。
フローリング・建具・タイルなどの自社建材商品との
トータルコーディネートが
できるのも魅力のひとつです。
LIXILキッチンについて
弊社おすすめ商品・アレスタ
調理や片付けなどの
キッチンにおける
作業のサポートにフォーカスした
アイテムが充実してます。
対面・センタースタイルを意識した
デザインも魅力のキッチンです。
アレスタについて
タカラスタンダード
タカラスタンダード商品最大の特徴と言えば、ずばり「ホーロー」です。
世界的にもトップクラスといわれるホーロー製品技術で
流行に左右されずに
商品を提供していくぶれない姿勢に
こだわりと誇りを感じます。
ホーローパネルの特性を生かした
マグネット収納「どこでもラック」
昇降収納ラック「アイラック」など
吊り戸下からカウンターまでの間の
「アイレベル」といわれるゾーンの
収納アイテム開発の
先駆メーカーでもあります。
キッチンシリーズは
レミュー(ハイグレード)
トレーシア(スタンダード)
エーデル(スタンダード)
リフィット(木製)
計4シリーズあります。
フードの主要なパーツまで
ホーローなので
丈夫でお手入れがしやすいです。
ホーローパネルの特性を生かした
マグネット収納「どこでもラック」
取付、取り外しが自由自在で便利です。
昇降収納ラック「アイラック」との
組み合わせでアイレベルは
充実の収納力を確保できます。
タカラスタンダードキッチンについて
クリナップ
ステンレスキャビネットや
クラフツマンワークトップなど
厨房メーカーならではの
ステンレス製品展開が特徴です。
また、今ではスタンダードになった
フロアキャビネットや蹴込部分の
引き出し収納ですが
これらの商品を
最初に開発したメーカーです。
キッチンシリーズは
セントロ(ハイグレード)
ステディア(スタンダード)
ラクエラ(シンプル)
コルティ(コンパクトタイプ)
計4シリーズあります。
ワークトップはもちろん
キャビネット・扉まで
こだわりの詰まった
ステンレス製アイテムです。
抜群の収納力を誇るスライド収納
業界にムーブメントを起こした
洗エールレンジフード
クリナップキッチンについて
弊社おすすめ商品・セントロ
クリナップの最大の特徴である
ステンレスとスライド収納
洗エールフードなどの
人気アイテムが融合した
まさに「THEクリナップ」と
言えるようなキッチンです。
セントロについて
弊社おすすめ商品・ラクエラ
キッチンをLDKのさまざまな
テイストのインテリアに
マッチさせるというコンセプトで
家具調にこだわった
扉柄や取手をラインナップ。
スライド収納などの
収納アイテムも充実で
シンプルながら
機能満載のキッチンです。
ラクエラについて
パナソニック
便利でエコな機能満載の
家電機器類と
有機ガラス素材にこだわった
ワークトップ、水栓などの
清掃性にこだわった商品が
特徴のメーカーです。
フローリングや建具などの
自社商品と合わせて、LDK全体を
コーディネートできるのも魅力です。
キッチンシリーズは
Lクラス(ハイグレード)
リフォムス(リフォーム対応)
ラクシーナ(スタンダード)
リビングステーション・
Vスタイル(シンプル)
計4シリーズあります。
トリプルコンロ・ラクッキングリル
ほっとくリーンフード・クッキングコンセントなど
便利な機能と清掃性にこだわった
調理機器が充実してます。
有機ガラス素材にこだわった独自の
ワークトップは抜群の清掃性です。
テーブルの両側から操作できるIH
スリムセンサー水栓
ラウンドアクセスシンクなど
パナソニックの技術が結集された
ハイスペックキッチンIrori Dining
パナソニックキッチンについて
弊社おすすめ商品・Lクラス
先進の機能とデザインの融合で
ハイスペックの機能美を
追求したキッチンです。
Lクラスについて
弊社おすすめ商品・ラクシーナ
有機ガラス素材の
ワークトップ・水栓など
お手入れが楽になるアイテムは
もちろん
収納力にもこだわったキャビネットなど機能が充実。
カウンター・シンク・扉・取手は
豊富なカラーバリエーションで
リビング・ダイニングとの
インテリアコーディネートにも
対応できるキッチンです。
ラクシーナについて
TOTO
ご存じ衛生機器シェアNO,1を誇る、水まわりメーカーです。
トイレ・水栓金具の
イメージが強いと思いますが
キッチンにも力を入れており
ノンフィルターのレンジフード
大きな鍋がスムーズに洗えるシンク
排水口への水の流れを
スムーズにする構造のシンクなどの
先進機能アイテムを
最初に開発したメーカーです。
長年にわたり培われてきた
水まわり製品技術や
マーブライトカウンター製造技術で
カウンター・シンクまわりにおける商品が好評です。
キッチンシリーズは
クラッソ(ハイグレード)
ミッテ(シンプル)
計2シリーズあります。
透明感が美しい
クリスタルカウンターなど
人工大理石13色
ステンレス2パターンと
バリエーションが豊富です。
すべり台シンクと
きれい除菌水・水ほうき水栓
この組み合わせは清掃性抜群で
シンクまわりはいつでも清潔。
シンクまわりでは
無敵のコンビネーションです。
TOTOキッチンの
人気アイテムのひとつ
ゼロフィルターフードです。
TOTOキッチンについて
トクラス
前身のヤマハ時代から
ピアノ・ボート・プール製造で
培ってきたFRP加工や
塗装技術を応用した
人造大理石や扉の仕上には
定評がありました。
トクラスとなった今でも
その技術は受け継がれております。
人造大理石にこだわりのある方は
トクラスはおすすめメーカーです。
キッチンシリーズは
ドルチェX(ハイグレード)
コラージア(スタンダード)
Bb(シンプル)
計3シリーズあります。
また料理家・栗原はるみさんとの
コラボ商品として
「harumi's kitchen」という
キッチンもあります。
カウンター・扉の
ラウンド曲線が美しい
トクラスの技術が結集された
ハイスペックキッチン
「ドルチェX」
美しさ・清掃性・耐久性
この3つを兼ね備えた
トクラス自慢の人造大理石
表情豊かで美しい鏡面塗装扉です。
独自の集煙方式で
渦巻きサイクロンで煙を吸い込む
サイクロンフードです。
トクラスキッチンについて